「誤解」をする!

今日は私の範疇の問題では無く、世間の一般論を少し解説します。

三國志曹操さんの「雞肋・けいろく」発言に対する日本人の理解度(世界も同じ)が低い!と言う事を書いておきます。

雞肋・は→鶏肋・ではありません。
鳥が→隹(とり)の方です。
さて、この意味ですが→2説あります。
一つは魏志にあります。
「夫雞肋棄 之 如 可 惜」
これが皆が知っている一般的話です。
→食うところが無く、さりとて棄てるには惜しい。と言う意味です。
もう一つが「晋書」にあります。
「雞肋不 足 以安 尊擧」
→雞肋の小弱なるゆえに、軀の弱きに喩えています。
現在でもトリガラと言えば→ガリガリに痩せて病人のような人・の喩えです。

つまり、曹操さんが→雞肋・と言ったのは「私は軀が弱くなって、生きている間に中国を統一する事は無理だ」と言う意味を言ったのです。
晋書の方は→未明・という意味です。
未明・はまた、夜が明けきらない!と言う意味です。
曹操さんの軍師「楊修さん」は曹操さんの言葉を誤解して→魏志の方しか知らなかった!と言えます。
だから曹操さんは→役に立たない無能者として楊修さんを殺します!
程なく、曹操さんも死にますから、相当体(身体)が弱っていた、と推察できます。
暁を見ずに我が身が没する悲哀を→雞肋・と言ったのです。

はてな」さんがこれを読んだら、世界中に知らせて下さい。
その言、誤っていると!
WiKiなどもこの事を知りません。
はてなさんから知らせて下さい。
最も、高度な言語解釈が必要ですから、相当な知識人に相談し検討して下さい。
よろしくお願いします!→はてなさん!